半額シールの貼られたバナナが、翌日には濃厚な菓子に変わります。
食材を捨てる回数が減ったことが、いちばん大きな変化でした。
この記事で紹介するフードドライヤー7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | アルコレ ADMT400W | ![]() |
扉が開くから途中で見られる | Amazon楽天 |
| 2位 | KWASYO 8段食品乾燥機 | ![]() |
90度まで上げられる8段 | Amazon楽天 |
| 3位 | simplus SP-FD01 | ![]() |
ひとり分から始められる | Amazon楽天 |
| 4位 | サンコー 自家製ジャーキーメーカー | ![]() |
犬のおやつ作りに寄せた | Amazon楽天 |
| 5位 | 東明テック プチマレンギスケルトン | ![]() |
中が透けて見える国産機 | Amazon楽天 |
| 6位 | ROOMMATE EB-RM33A | ![]() |
値段を抑えた入門機 | Amazon楽天 |
| 7位 | ラボネクト ドラミニ | ![]() |
卓上に置ける最小クラス | Amazon楽天 |
段数よりも、乾き終わりの2時間で差が出ます
売り場では段数と最高温度ばかりが並びますが、仕上がりを決めるのは別の部分です。
乾燥の前半はどの機種でも順調に進みます。差が出るのは水分が少なくなった終盤で、熱風の回り方が弱い機種は表面だけ乾いて中が生っぽく残ります。
段数の数字も、そのまま容量とは結び付きません。さつまいもは長方形なので並びが悪く、5段でも足りる機種があれば8段でも狭く感じる機種もあります。
トレーの出し入れの形も見ておいてください。上へ重ねていくタイプは、下の段を見るために上のトレーを全部外すことになります。
| 順位 | 商品名 | 向いている使い方 | 途中で確認しやすいか | 洗いやすさ | 置き場所の小ささ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | アルコレ ADMT400W | 少量をこまめに | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| 2位 | KWASYO 8段 | まとめて大量に | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| 3位 | simplus SP-FD01 | ひとり分から | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| 4位 | サンコー ジャーキーメーカー | ペットのおやつ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| 5位 | 東明テック TTM-435ST | 中を見ながら | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| 6位 | ROOMMATE EB-RM33A | まず試したい | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| 7位 | ラボネクト ドラミニ | 卓上で少しだけ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |

大きい機種ほど準備が大ごとになります。りんご1個だけ乾かすか、と思える大きさが結局よく動きますよ。
干し芋もジャーキーも作れるフードドライヤーのおすすめ7選
第1位 アルコレ ドライフードメーカー ADMT400W

台所に置いているのがこれです。オーブンのように扉が開くドア式で、トレーを1段だけ引き出して乾き具合を確かめられます。
重ねるタイプを先に使っていたので、この差は思っていた以上でした。干し芋を作る日は2時間おきに様子を見るので、上のトレーを外す動作がなくなるだけで気持ちが軽くなります。
温度は35度から80度、タイマーは1時間から24時間まで。発酵モードも付いていて、ヨーグルトの温度帯まで下げられます。アルファックスコイズミが手掛ける日本メーカー製で、2.8キロと持ち上げやすい重さです。
4段なので、家族分の干し芋をまとめて作るには足りません。少しずつ回す使い方に向いた1台です。
扉が開いて途中で見られる
第2位 KWASYO フードドライヤー 8段食品乾燥機

30度から90度まで届いて、8段のステンレストレーに一度で並べきれる大型機です。600ワットの熱量があるので、段を埋めても風の力で押し切ります。
360度に熱風を回す作りで、上の段だけ乾いて下がしっとり残る失敗が起きにくくなっています。ガラス窓と庫内のライトが付いていて、扉を開けずに色の変わり方を見られる点も評価されていました。
90度まで上げられるので、ビーフジャーキーや魚の乾物まで守備範囲に入ります。家庭菜園の収穫が一度に来る家には強い味方です。
置き場所はしっかり要ります。トレーが8枚あるぶん、洗い物の枚数も増えるのは覚悟してください。
90度まで上がる8段の大型機
第3位 simplus フードドライヤー SP-FD01

以前これを使っていました。温度と時間を回して合わせるだけで、覚えることが何もありません。
5段トレーで、りんごやバナナ、きのこ、ハーブを少量ずつ乾かすには十分でした。約2キロと軽く、幅も26センチほどなので、狭い台所でも置き場所が見つかります。
消費電力は240ワットと控えめです。大型機のような速さはありませんが、夜に仕掛けて朝に取り出す使い方なら気になりません。
タイマーが最大16時間なので、丸一日かけたい乾物には足りません。トレーと蓋が食洗機に入らないのも、慣れるまではちょっと面倒でした。
覚えることが何もない5段
第4位 サンコー 自家製ジャーキーメーカー HJMTDFSWH

名前のとおり、ペットのおやつを作る目的に寄せた1台です。鶏むね肉やささみを薄く切って並べる使い方を前提に作られています。
購入者の書き込みを追うと、犬を飼っている家庭からの評価が集まっていました。市販のジャーキーは味付けが濃く、原材料が読み取りにくいという不満から乗り換える人が多いようです。
サンコーは変わり種の家電をよく出しているメーカーですが、この機種は素直な作りをしています。売り場の担当者に聞くと、ペット用途で買う人はこれと小型機で迷うそうです。
人間用のドライフルーツをたくさん作りたい人には、容量も温度の幅も物足りません。用途がはっきりしている人向けです。
犬のおやつ作りに寄せた1台
第5位 東明テック プチマレンギスケルトン TTM-435ST

友人の家で何度か借りました。本体が透けているので、扉を開けなくても中の色の変わり方を追えます。
これが思った以上に効きます。乾かしている最中に開けると庫内の温度が落ちるので、見るために開けなくていい構造は仕上がりの安定につながります。
東明テックは乾燥機を長く手掛けている国内のメーカーで、部品の相談ができる点も長く使ううえで見落とせません。
透明な樹脂なので、汚れが付くと目立ちます。使ったあとに拭いておかないと、半年で曇ってきます。
開けずに中を追える国産機
第6位 ROOMMATE ヘルシーフードドライヤー EB-RM33A

まず試してみたい、という段階の人がよく選んでいる価格帯の機種です。長く売られていて、口コミの数もそれなりにたまっています。
レビューを読むと、ドライフルーツと乾燥野菜が中心という声がほとんどでした。数千円で乾物作りの入り口に立てるなら、たしかに悪くない選択です。
トレーを重ねる形で、必要な段数だけ使えます。少ししか作らない日は、段を減らせば早く仕上がります。
作りは値段なりで、温度の細かい調整はできません。使い込むうちに物足りなくなったら、上の機種へ移る前提で考えておいてください。
ROOMMATE ヘルシーフードドライヤー EB-RM33A
数千円で始められる入門機
第7位 ラボネクト ドラミニ

名前のとおり小さく、卓上に置いたままにできる大きさです。乾燥機を作っている国内のメーカーが出しているので、中身は真面目に作られています。
口コミでは、ハーブや自家製の乾燥薬味を作る人からの評価が目立ちました。少しの量を何度も回す使い方なら、この大きさがいちばん現実的です。
千円台の食材が数百円分の乾物に化けるところを見ると、もう笑うしかありません!!
大量に作りたい人には向いていません。干し芋を家族分そろえたいなら、8段クラスを見たほうが早いです。
卓上に置ける最小クラス
並べる前にやっておくと仕上がりが変わること
いちばん面倒なのは乾燥ではなく、食材を切る作業です。ここを楽にすると出番が増えます。
厚みは5ミリ前後にそろえてください。厚さがばらつくと、薄いところが硬くなり、厚いところに水分が残ります。スライサーを1本用意すると、この悩みが消えます。
さつまいもは蒸してから切ります。生のまま乾かすと、甘みが出ずに硬いだけの板になります。蒸し器がなければ炊飯器でも作れます。
りんごやバナナは、切ってから塩水かレモン水に軽くくぐらせておくと色が黒くなりません。見た目が変わるだけで、食べる気持ちがまるで違います。
作り方の流れは動画で見ると早いので、一本置いておきます。
干し芋は、押して少し戻る硬さで止めます。冷めると締まるので、熱いうちに柔らかいと感じるくらいがちょうどいい状態です。
最初の1か月で買い足したもの
本体だけでは、たいてい2週目で止まります。
まずスライサーです。包丁で厚みをそろえるのは思ったより難しく、ここで嫌になる人が多いところです。指を守るホルダー付きのものを選んでください。
次に密閉できる保存袋か瓶です。せっかく乾かしても、湿気を吸えば元に戻ります。乾燥剤を一緒に入れておくと、常温で1か月ほど持ちます。
シリコンシートもあると助かります。バナナやマンゴーはトレーの網に張り付くので、はがすときに崩れます。

正直、最初の1回で満足して終わる人も見てきました。続く人はだいたい、切る道具を先にそろえていますね。
買った人の食材の見方が変わる理由
使い始めて何が変わったかというと、スーパーでの目線でした。
半額のバナナを見ると、傷む前に食べなければという焦りではなく、乾かしたらどれだけ甘くなるかを考えるようになります。見切り品のりんごも、きのこも同じです。
高い果物より、安い果物のほうが変化の幅が大きく感じられます。完熟に近いバナナは、砂糖を足していないのに菓子のような濃さになります。
家庭菜園をしている人なら、収穫が一度に来る時期の逃がし先ができます。食べきれない野菜を乾かして瓶に詰めておくと、冬の汁物に使えます。
節約のための家電というより、買った食材を最後まで使い切るための道具です。この感覚が分かってくると、置き場所を取ることが気にならなくなります。
サカガミミサキ調理家電を得意とする筆者です。今回は家電量販店の売り場担当者と購入者の声をリサーチし、トレーの出し入れの形と洗い物の量がどれだけ使用頻度に響くかを確かめたうえで順位を付けました。


